ちまたのブログ記事やYoutubeでは、確定申告の初心者が青色申告するには、freeeがオススメという意見が多いです。(もしかして各ASPのアフィリ報酬額がfreeeだけ高いのが原因か? なんて邪推してしまいます。。。)
私もとりあえず最初は深く考えずにfreeeで始めました。1年目の課金もしてます。
ですが、アフィリエイト業界で一般的な以下2点においてfreeeは使いにくかった。
①振込基準額に未達の場合は翌月へ繰越し
②キリのいい振込金額を指定して振込
お正月休みに実家に帰省してコタツで帳簿付けしてました。
で、「あ゛~~、freeeだと逆に面倒じゃん!?」 となって、カッとなって弥生とMoneyFowardをお試しアカウント作り、最初の2か月分くらいを試しに帳簿付けして使い勝手を比べました。
いろいろ比べて、弥生(やよい)の青色申告オンラインに落ち着きました。
freeeも悪いアプリではないんです。案件受注ベースで稼ぐフリーランスの方々にとっては複式簿記を意識する必要がなくて確かに会計初心者向きです。でもこの方式だと「繰越」と「一部入金」がごちゃごちゃになってしまう・・・。
アフィエイトで収益20万超えちゃって、申告しなきゃいけなくなった方へ、私の失敗談を踏まえて参考になれば幸いです。
まず結論、アフィリエイターの青色申告は 弥生 or MF の方がよかった
私がアフィリエイト収益の青色申告でfreeeから弥生の青色申告オンラインに乗り換えた理由
1、アフィリエイト業界特有の「売掛残の繰越」と「一部入金」があると、freeeの入力では煩雑。
2,怖かった複式簿記も、YoutubeとUdemyで2~3時間も動画見れば普通に理解できる。
3、弥生はMF(MoneyFoward)よりも入力画面の補助説明がわかりやすい
4、弥生は裏技を使えば電話相談できる最上位トータルブランが半額以下になる事を発見(後述)
5、弥生はMoneyFowardよりスマホアプリの機能が少ないが、ぶっちゃけ経理作業をスマホではやらない。PCの大画面でしかやらない。
図にするとこんな感じです。
【補足】
今は弥生に落ち着いてますが、銀行口座やクレジットカードから取り込んだデータを「一覧画面で手修正」するのは、弥生よりもMFに軍配が上がります。 これから数年は弥生を使って複式簿記に慣れて、そしてアフィリが儲かって帳票行数がめちゃめちゃ増えたら、MFに乗り換えするかもしれません。
アフィリエイト業界の「繰越」や「一部入金」とは?
振込基準額を毎月上回っている上級アフィリエイターの皆様には関係ない話ですね。
Googleアドセンス、忍者Admax、i-mobileなどクリック課金型のASPでの売上額がしょぼい私では、収益画面はこんな感じになります。
これは、毎月の売り上げが少なく(上記の例では230円前後しかない)ずっと入金されずに繰り越しされています。
これを会計的には「取引先に売掛が残っている状態」と呼ぶようです。
また、2023年1月31日に、毎月230円ずつ約11か月かかってため込んだ売掛残高2629円のうち、2000円分だけを振込手数料150円を支払って入金してもらっています。「売掛金の一部回収」を行った結果、「売掛残高が479円」となった状態です。
ここまでの一連の流れをfreeeで入力しようとすると、なにやら結構手間が大きいのです。