linuxでの削除コマンドについてメモ。よく忘れます。
目次
現在いる場所に配置された 全てのファイル、全てのディレクトリをすべて削除
削除コマンド「 rm 」に、ディレクトリを含み再帰的に削除する「 -rf 」オプションをつけます。
#カレントディレクトリ記号「./」を明示
rm -rf ./*
#カレントディレクトリ記号を省略
rm -rf *
ファイルやフォルダの量がとても多く、Argument list too longが出てしまうときはこちら。
$ echo * | xarge rm -rf
各オプションについては記事の最後にまとめてあります
カレントディレクトリ配下の 隠しファイル・隠しディレクトリを全削除
上記の「 rm -rf * 」では、ドットピリオドから始まる隠し属性ファイル(.htaccess)などは除外されます。
隠し属性ファイルやディレクトリも全削除するには以下のコマンドを使います。
rm -rf ./.*
全ファイル・ディレクトリを1つずつ確認しながら削除
確認オプション「-i」を使用します。
#カレントディレクトリ内の全ファイルを確認しながら削除
rm -ri *
#カレントディレクトリ内の全隠しファイルを確認しながら削除
rm -ri ./.*
※確認時に 「y」で削除実行、 「n」でキャンセル
参考:削除コマンド rm オプション
オプションの意味を調べたのでメモ。
項目 | 説明 |
---|---|
-r -R | 削除対象にディレクトリを指定すると、ディレクトリとそれらの内容を再帰的に除去できます。 -r と -R は同等です。 |
-f | 書き込み保護ファイルを除去する前に確認プロンプトを表示しません。 指定されたファイルが存在しな くても、エラー・メッセージを表示せず、エラー状況を戻しません。 -f と -i フラグの両方が指定されている場合には、最後に指定した方に影響があります。 |
-i | 各ファイルを削除する前に確認用プロンプトを表示します。 -i と -r フラグを一緒に使うとディレクトリーを削除する前にもプロンプトを表示します。 -i と -f フラグの両方が指定されている場合には、最後に指定した方に影響があります。 |
-e | 各ファイルの削除後にメッセージを表示します。 |