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GPSアンテナ取付架台の防水カバーケースを100円ショップの茶碗でDIYした時のメモ

農業ドローン

農業用のRTK基地局を、会社の屋上に取り付けることになりました。
GPSアンテナは、アンテナ自体にも防水防塵加工がなされているのですが、「カバー被せないと心配」と社長に言われて作る事になりました。

ちゃんと作るなら、屋外配電用のプルボックス等を買ってくればよいのですが、設置方法を変えたりする可能性もあるので手軽にやろうと思います。

ちなみに、GPS(global positioning system)はアメリカの衛星測位システムを指しており、ほかにもロシアのGLONASS(グロナス)、EUのガリレオ、日本のみちびき(準天頂衛星システム)、そして中国のBeiDouなどがあり、これら衛星測位システムをまとめて、GNSS(global navigation satellite system)と呼ぶのだそうです。でもまぁGPSという名前に慣れちゃったのでこのまま「GPS」で書きますが大目に見て下さい。
 

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アンテナの台座部(アースプレート部)

GPSアンテナを設置するときは、地面からの反射電波を遮断するために、GPSアンテナの下に金属台座を用意する必要があります。この金属台座は「アースプレート」「グランドプレーン」「グランドプレート」等と呼ばれています。

今回使うGPSアンテナの裏は結構強力な磁石になっているのですが、カーナビ用のアースプレートは金属版が薄くてあまりくっつきません。おそらくナビ用の小型アンテナを両面テープでくっつける前提なのでしょう。Drogger(ドロガー)の4000円のものは、測量などで持ち運び用の三脚につけるならいいのですが、風の強い屋上で固定しておくには、5/8ネジでは心もとないですね。

そこで丁度よい部品として、ヤザキのイレクターパイプ用のパイプスタンドを利用します。Amazonやモノタロウで「パイプスタンド」と検索すると沢山ヒットしますが、底部の裏面が真っ平、なおかつ分厚く、表面処理もしっかりしているものが他にありません。(サビないわけではありません。400系ステンとかで似たような部材があるといいのですが。。。)

4.5mmくらいの肉厚な金属なので丈夫で安心、GPSアンテナ側の磁石にもよくつきます。心配ならビス止めしましょう。穴直径は4mmです。

穴が3つ開いているので、1つをドリルで拡張してアンテナコードを通します。

この作業で自前の電ドラが1つお釈迦になりました。3000円の電ドラでは文字通り歯が立ちませんでした。会社で使っているマキタのちゃんとしたインパクトドライバを借りてきました。

余談ですがマキタの18Vインパクトドライバーって、ピンク色があるんですね。。。欲しいような、使うの恥ずかしいような。。。

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配線穴にゴムグロメットを付ける

GPSアンテナのコードは細いので、金属の角にあたるとトラブルになりそうです。そんなわけで、いつもお世話になってるAmazonの激安グロメットセットを適当な大きさに切って使います。

 
イイ感じです。完全防水にするならシリコンでも打ちましょう。

100均でカバーを用意する

100円ショップで、適当な大きさの樹脂製の食器を買ってきます。今回は2つ作るので、外から見て分かるように1号アンテナに「茶碗」、2号機アンテナに「汁椀」を用意してみました。

ちなみに、このパイプスタンドの底部直径は、ぴったり100mmなので、市販の食器やケース等で適合するものが沢山見つかります。もし強度が必要なら、内径100㎜の塩ビパイプを短くカットして、キャップを被せるのもよいですね。

「茶碗」と「汁椀」にパイプスタンドを当てて、ラインを引きます。

引いたラインよりも底の方(ひっくり返すとアンテナ側)に厚さ7mmくらいの防水スポンジテープをはります。できれば3Mの強力タイプがお勧めです。

スタンド金属の厚さが4.5mmくらいなので、この厚みを考慮する必要があります。

先ほど引いた基準マーカー線より4.5mm底側(使用時はひっくりかえすので天井側になる)にズラしてスポンジを貼り付けます。(茶碗の写真を撮り忘れたので、汁椀の写真です。)

 
 
これで、ポールスタンドのせると、ちょうど防水スポンジとあたり、動かない状態になります。

スタンドを被せた位置より少しだけ間隔をあけて、ねじ止め用の穴をあけます。4か所くらいで十分かと。。。

こんな感じで長めのビスを打ち込みます。

 
茶碗アンテナ・汁椀アンテナの完成ですね。

取付

イレクターパイプの台座をつかっているので、取付用のポールもイレクターパイプを使います。今回は1.2mのアイボリーですね。取付金具はステンレスのU字ボルトセットを使います。

テキトーでいいので、手すりにつけました。

壁面付けする場合は、テレビアンテナの取付台座を使います。イレクターパイプの直径が28.5mmなので、22~32mm対応のコレとかでしょうか。

これで、茶碗アンテナ・汁椀アンテナができました。

ちなみに、配電用の防雨ボックスを使って製作した記事が見つかりました。
http://musen.server-shared.com/GPS_ANTchange.html
なんていうか、プロっぽいのに、底部のグランドプレートが鍋の落し蓋ってのが、「工作感」があっていいですよね。

ただ、個人的には、天井面にネジがある防雨ボックスはGPS受信の妨げにならないか心配になってしまうので、ネジが底面部にある方が好みです。

 
それでは、よいRTKライフを。。。