CORONA R8SF 8CH受信機 S.BUS(18CH) 2.4G S-FHSSをFUTABA T10Jで使う[農業ドローン練習機の自作]

農業ドローンの練習用に、大型機を組み立て中です。

前回は屋内用だったため、物件投下ユニットを搭載して物件投下飛行が練習できるようにしましたが、今回は大型機なので屋外でしか飛ばせません。

屋外で水などを散布するには、国交省への申請がいちいち必要なので、今回は散布スイッチをONにすると回転灯が点灯する仕様で考えています。

この記事では、受信機と送信機のバインド手順をメモしておきます。

目次

受信機の選定

送信機は前回の機体と同様、FUTABAの10Jをそのまま使います。 
 
受信機は今回は値段が安い「CORONA R8SF 8CH受信機+S.BUS(18CH) 2.4G S-FHSS」にしました。

前回は物件投下ユニットの制御チャンネルがいくつか必要だったため、
S.BUSの専用ポートがついているホビーキングの 「OrangeRx RSF08SB」 を使いましたが、
今回は必要な空きチャンネル数が少ないので、値段優先にしました。

以下、CORONA R8SFの対応送信機です。

■対応送信機 (動作するチャンネルは送信機が対応している最大チャンネルまでとなります。)
→地上用
・7PX ・4PXR ・4PX ・4PLS ・4PL ・4GRS ・3PV ・3PL ・3PRKA
→空用
・18MZ ・18SZ ・16SZ ・14SG ・10J ・8J ・6J ・6K
※TM-FHモジュールには使えないようです。

■対応サーボ
S.BUS対応サーボ全機種、S.BUS2対応サーボ全機種
 
■対応ジャイロ
CGY750、GY440、GYA460、GYA440、GYA441、GYA430、GYA431

送信機の準備

フタバT10Jの通信規格を、S-FHSSにします。
ちなみに、フタバの純正規格はT-FHSSだったと思うので、このままだとペアリングできません。

送信機と受信機のペアリング

1.最初に送信機の電源をONにしておきます。

2.受信機R8SFのF/Sボタンを押しながら受信機電源をONにします。
※ちなみに、F/Sボタンはモジュールボックスの裏側にあります。

3.受信機R8SFのF/Sボタンを放します。
  LEDが緑点灯状態になり、ペアリング完了です。

4.通信の確認
 適当なサーボモータを受信機のCH1につなぎ、
 電源用のコネクタをCH8につなぎ、サーボモータを動かしてみる。
 ※電源用サーボコネクタは余っているどこでもOKです。

受信機をS.BUS設定に変更する

初期設定ではS.BUSは無効となっているので、S.BUSを有効化します

1.送信機の電源はOFFにしておきます。
2.受信機の電源を入れます。
3.受信機のF/Sボタンを6秒押して放します。(LED緑が点滅します。)
4.受信機のF/Sボタンを1秒押して放します。(LED赤の点灯で設定終了です。)

■S.BUS有効時の各ポート
・CH1~CH7は通常のサーボが使用可能です。
・CH8はS.BUS信号専用です。(S.BUS対応サーボ&ジャイロ以外は使用不可)

■S.BUS設定の有効、無効の見分け方
1.送信機の電源はOFFにしておきます。
2.受信機の電源を入れます。
3.受信機のF/Sボタンを6秒押して放します。
→ S.BUSが有効の場合、1秒間に5回のハイペースでLED緑が点滅します。
→ S.BUSが無効の場合、1秒間に2回のスローペースでLED緑が点滅します。

※実際確認してみると、S.BUS有効時はLEDはビカビカとすごい回数点滅してました。

■S.BUS設定にした時のフライトコントローラとの接続
受信機のポートは8つあり、CH08がS.BUS用です。
・CH01~CH04 : 使用しない(A/E/T/R 信号が出ている)
・CH05 : 疑似散布訓練用のライト出力
・CH06 : 空き(何かに使える)
・CH07 : 空き(何かに使える)
・CH08 : FCのS.BUS用ポートへ

※A/E/T/R・・・エルロン/エレベータ/スロットル/ラダー

送信機のチャンネル設定

T10J側はこんな感じです。
・CH01~CH04 : A/E/T/R : 両十字キー
・CH05 : 疑似散布訓練用のライト出力 : Swicth D
・CH06 : なし
・CH07 : なし
・CH08 : なし
・CH09 : GPSモード変更スイッチ:Swicth E
・CH10 : GOHomeスイッチ : Swicth B

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